作ってみた。当たり前だがGoogle公式アプリストアに登録できないのでインストール作業が少し面倒になる。
Chromeの拡張機能のページを開き、ダウンロードしたパッケージ (v1.0.crx) をドラッグ&ドロップすればインストールされる。 正常にインストールされていれば、ブラウザの右上にアイコンが表示されるようになる。ブランクアイコンのままだが。
使い方
- xvideosサイトを開く (xvideosのリンクさえあれば適当なブログでもOK)
- 気になった動画のサムネイルを右クリックし、multix という項目をクリック (この操作を適当に繰り返す)
- 右上のアイコンをクリックすると、タブが開き、先ほどクリックした動画が全て登録されている
バグ
さっき確認したら、初回起動後のみ、動画が重なってしまうバグを発見した。一応タブをリロードすれば直るみたい。気が向いたら修正する(多分しない)。
所感
プログラムの名前はmultipleなxvideosってだけ。いつも思っているけど本当に名付けセンスが無くて嫌になる。
同時再生できる動画数は不明だが、多分マシンスペックが許す限り増やせるんじゃないかな。僕のおんぼろノートPCでは8つが限界だった。
当初は再生のタイミングも同時にして、完全に自動再生にしようと思ってたんだけど、iframe内のflashを操作する方法がわからなかったので断念した。まあ自動だとPCへの負荷を制御しにくくなるだろうから手動でいいかもしれない。
UIの設計に一番時間がかかっている。最初はデスクトップアプリのようにドラッグ&ドロップで動画の位置を移動できるようにしていたんだけど、動画の追加と削除を繰り返してくうちに小窓がぐちゃぐちゃになって操作性が悪くなる気がしたので、結局移動機能はごっそり削除した。
代わりに、カラムサイズに応じて動画の位置とサイズを自動で調整する仕組みをちゃんと作ってみた。軽くアニメーションがあるだけでUXは格段に良くなるんだと実感。
画面を有効に使うために、動画にマウスオーバーすることで削除リロードボタンが現れるようにしてみたんだけど、これはユーザビリティ的に良い感じだと思う。
あと文言の選定が難しいと思った。現状としてはColumn Upという表記がわかりにくい。Upだと大きくなりそうだが、一行に表示する動画数が増えるから実際は動画サイズが小さくなる。普通に拡大縮小とするべきだろうか。
今後の課題としては、xvideos以外の動画への対応だろうか。iframeで表示してるだけなのでURL書き換えテーブルさえ作ればいいはずだし、割とすぐに出来るような気がする。
個人的にネット動画は一期一会を楽しむタイプなので履歴やマイライブラリなどのアーカイブ機能は正直いらないと思っている。 (以前見た動画が見つからない切なさ、忘れた頃に再うpされているのを発見した時の高揚。実に趣深い。)
今回はBackbone.jsやChrome Extensionだけでなく、BootstrapのTooltipだったりjQuery UIについても触れるいい機会となった。本当はユーザからのフィードバックを受けたいところだけど、残念ながらエロツールの話題ができるほどの知り合いがいない。