ニートワークエンジニア

浪人、留年、休学、中退、ニート、エンジニア。回り道人生を謳歌中

メルカリで色々と売ったけど買いたいものが無い

最近(とは言っても1年ぐらい前からか?)ちょっとしたフリマブームのようだ。アプリストアで「フリマ」と検索するだけで、いくつものアプリがヒットする。テレビCMも結構多い。

ヤフオクと比較すると、月額料金が不要であったりスマホで簡単に出品できたりと、良くも悪くも手軽なので主婦や学生なんかがよく利用しているようだ。出来るだけ簡単に支払いや発送が出来るような仕組みを提供していたりする。

ヤフオク以上にカオス

ヤフオクと違って、出品数が少ない割に利用者が多いせいか相場が安定していない。ボロボロのPCを高値で売りつけるような業者が蔓延っているし、ネット上で中古品をやり取りすることに慣れていない人同士が、不本意に騙し騙されるようなトラブルも続出しているようだ。

かなり悪どい言い方をすると、情弱が多いので売る側は有利な状況と言える。

一方買う側はというと、色々と問題があるように思う。

まず、商品の画像がボケていたり、暗くて不鮮明であったり、そもそも枚数が1枚しかないということがよくある。ヤフオクであればそういう出品者はまず敬遠されるんだけど、新興フリマアプリではそういった常識がまだまだ根付いていないようだ。

また、商品説明が不足していることも非常に多い。例えばノートパソコンなんかは型番やスペックが最も重要なはずなのに、「画像で判断してください!」とか、もう本当に地雷でしか無いような出品者があまりにも多い。その画像ですら不鮮明で全く型番が読めなかったりするからどうしようもない。

売上金を使わせようとする運営

先日僕もメルカリというフリマアプリでベースアンプやグラフィックボードなどを売ってみた。確かに出品は簡単だし、落札者とメッセージをやり取りするユーザーインターフェイスも洗練されていて使いやすかった。

メルカリは落札者から出品者へのお金のやり取りを完全に代行していて、商品が到着しないのにカネだけ取られるようなトラブルを防いでくれている。しかしその分手数料がなかなか高く、商品が売れると売上の10%の手数料がかかり、売上金を自分の銀行口座に移す手続きにも更に手数料がかかる。

なので手数料を無駄にしないためには、売上金を使ってメルカリ内で何かを購入すればいい、というインセンティブが働く。その結果メルカリ内での売買が活発になっていくという戦略なのだろう。

しかし最初に述べたように、悪気がなくても悪質な素人出品者が多すぎるので買い物をする気にならないのだ。丁寧な商品説明、わかりやすい画像の掲載を徹底している良質な出品者もいるにはいるが、検索結果の中に埋もれてしまう。せめて過去の販売実績数とかでフィルタリングできればいいが、現状では単純な文字列や値段での商品検索しかできない。

売上金の使用期限が1年なので、それまでに何とかポイントを消費せねば。メルカリでは食料品なども売っているので、最悪、米30kg袋とか買ってしまおうか…。