ニートワークエンジニア

浪人、留年、休学、中退、ニート、エンジニア。回り道人生を謳歌中

紹介会社のエージェントに怒られるニート

昨日、久々の面接に行ってきた。その直前にいつもお世話になっているエージェントの人と会って面接対策の面談をしてもらったのだけれど、エージェントによると、この2週間で僕のコミュ力人間力がどうしようもないほどに落ちていたようだ。

それもそのはず。最後に面接を受けて以来、誰と会うわけでも無く何もせずに何日もダラダラと過ごしてきたのだ。

そのことを正直に話すと「大丈夫ですかぁ?(^_^;」ぐらいのテンションだったエージェントの表情が急に険しくなり、一言「やる気あるんですか。」と。

正直その変わり様が凄く怖かったんだけど、ここで僕が単に縮こまってしまっては怒ってくれている人に申し訳がたたないと瞬時に思った。全く釈明の余地がない時は謝るしか無い。それも大声で。

とりあえず自分が情けなくて堪らなかった。

人参を作れ

その後ひとまず誠意?は伝わったようで何とか本調子に近い形で模擬面接を受けることができた。そして最後には僕の人生設計にまで話が及んで、これはもはや模擬とは言え面接の範疇を超えてるとは思ったけれど、今までで一番深く自分のことを話し合うことができてよかったと思う。

ところで、僕は自分の尻を叩くのが苦手だ。今回の件でエージェントもその部分に注目したようで、僕にとっては生きていく上で最も重要なキーとなる要素だと言われた。

馬の前に人参をぶら下げると馬がずっと走り続けるという構図があるが、その人参をどうにかして自分で用意することが出来れば僕はもっと変われるということらしい。逆にその努力を怠ると今回のように最も悪い堕ち方をしていくという。

「人から頼まれればそこそこ上手くこなすが、自分自身のこととなると問題を先送りする」という指摘は心当たりがありまくりでひたすら頷くしか無かった。

怒る→認める→励ますという最強洗脳パターン

今回のエージェントとの面談を思い返すと、最初に怒られ、次に「ここはキミの長所だから」と認められ、最後に「これを頑張れば人生はこうなる!」と励ます3つの工程が意図的に組み込まれていた気がする。

カウンセリングとかはよくわからないけれど、この3工程は本人のやる気を引き出すためのパターンなんじゃないかと思う。エージェントと話したこの2時間ほどで僕の顔色は全然変わったと言われたし、実際心境の変化は凄まじかった。

戦果1

今回のように自分の失敗という苦い体験を伴う記憶はそうそう消えないだろう。

人よりかなり遅れた就活だし戦況は芳しくない。それでも就活を始めたことで自分の弱い部分を直視し、人からしっかり叱ってもらう経験ができて本当によかった。