2015/4/4 再考察しました。
僕はキャリアスマホを持っていない。プログラミングを趣味としている割に、実はそういうガジェット系にめっぽう弱い。
低速データ回線は一応もっており、月490円というMVNO業界最安値につられて契約してしまったDTI ServerMan SIM LTEを一年以上利用している。
こういう話題をブログですることは少ないので、せっかくだしアフィを貼りたいところではあるが、とても人にはおすすめできる業者ではないので自重する。DTI公式へのリンクも貼るべきでないだろう。その理由は後述する。
格安MVNOのSimカードを、2000円ぐらいで買った旧世代のおんぼろスマホに挿して使っている。更にSim入りスマホを7インチタブレットとBluetoothでテザリングし、PCとスマホはUSBケーブルで繋いで有線テザリングをすることで、3つのデバイスを490円でインターネットに接続できている。
乞食の使い方としてはなかなかスマートな方法だと自負しているが、利用しているDTIのSimがあまりに酷いので苦言を呈するとともに、新たな移行先プランについて考えてみる。
DTIの嫌なところ:低速時0kbps規制
MVNO各社のプランは、大体「月○○GBまで高速通信。超えると低速」という2段階で速度が切り替わるシステムが多い。
DTIにはMbpsレベルの高速通信が用意されていない代わりに月単位の制限が無く、それが魅力ではあるが、実は「3日で366MBを超えると翌日速度規制」という仕様がある。僕が加入した時点(去年の秋)で既にその規制が存在していたが永らく公表されておらず、やっと最近になって公式サイトに記載されるようになった。かなり悪どい。
まあ無茶な使い方をする人もいるだろうから、ある程度の規制は仕方ない。しかしDTIの規制のレベルはハンパじゃない。3日366MBという条件に引っかかると、なんと翌日はほぼ完全に通信不能になる。
まあ、1日100MBも通信をしない人なら問題ないし、僕のようにPCでMVNO回線を使おうとする時点でDTIのターゲットとは違っているのだろう。というわけで乗り換え先を考えてみよう。
乞食のMVNO選択条件
- 安価である(税込で月1000円以内)
- 規制されてもメールや2chぐらいは見られる
- 高速通信は無くてもいい
- 音声通話やSMSは不要
やっぱり最も重要な条件は料金。そしてDTIのように、通信不能レベルの規制がないこと。通話機能はガラケーがあるのでいらない。
コスパを考えて色々プランを調べてみると、候補は多いようで意外と少ない。
DMM mobile データSIMプラン 1GB
- 月額660円。
- 1GBまで高速、低速時は200kbps程度。
- 「バースト機能」により、低速時であっても接続後数秒以内なら高速通信が可能。要するにデータ量の少ないテキストページなら常に快適に閲覧できるらしい。
BIC SIM ミニマムスタートプラン
- 月額900円。ちょっと高い。
- 3GBまで高速、低速時は200kbpsであるがDMM同様バースト機能あり。
- 全国のマクドナルドなどで使える公衆無線LANサービスを利用可能。町中であれば速度制限後もwi-fiで高速通信可能。
- 電気屋でSimカードを購入し、Webで手続きすれば即日開通できる手軽さが最大の魅力か。(カードはネットでも買える)
ワイヤレスゲート Wi-Fi + LTE 480円プラン
- 月額480円。
- BIC SIMと同様に公衆無線LANを利用できる。
- 現在使っているDTIと同じく高速通信は無し。250kbps。
- DTIのOEMらしいのでDTIに不満を感じている僕はやめておくべきかも。
その他の格安プラン
まとめ
乞食にとっては基本的にDMM一択だろう。自宅がマクドナルドに隣接してるとかなら、公衆無線LAN付きのBIC SIMを固定回線代わりに使うのもありかもしれない。
DTIが速度制限を緩和するような奇跡が起きない限り、近々DMMへ申し込みをしようと思う。
一般にはまだまだMVNOサービスは普及しておらず、更に多様なプランが生まれる余地は十分にある。ネットさえあれば何も要らないニートにとっては良い時代が来つつある。
2015/4/4 再考察しました。