ニートワークエンジニア

浪人、留年、休学、中退、ニート、エンジニア。回り道人生を謳歌中

クラウドソーシング辞めたくなってきた

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初めて報酬をもらえる仕事をしてから1ヶ月以上が経ったが、ニートにとってはなかなか多忙な毎日であった。まだ振り込まれていない分も含めると、だいたい1ヶ月で6.5万ほど稼げたことになるが、正直割に合わないので辞めたいと思っている。

スキルアップできない

以前「報酬をもらい始めたら責任感から自ずと勉強するようになる」という感じのことをブログに書いたのだが、実際は勉強する時間なんて全然無かった。

僕程度のレベルの人間が生活できるぐらい稼ごうと思ったら、月20〜30件ほどの低レベルクエストを受注しまくらないといけない。これがRPGなどのゲームの世界なら着実に経験値が貯まりレベルが上がるように保証されているのだが、リアルの世界では話が違う。無駄な経験値を貯めてもただ時間が過ぎるだけで、なかなかレベルアップできないのだ。

そして新しいツールの普及などによって、低レベルなスキルの相場は確実に下がっていくというのに、自身のレベルは変わらないので相対的に弱くなっていく。つまり今以上に稼げなくなってしまう。(あれ…これって工場のバイトとか肉体労働と同じ構図か?)

プラグイン作って売ったら儲かるんじゃね

上述のデススパイラルを身をもって体験できたことは良かったかもしれない。また、「こういうものがビジネスになるのか」という発見も色々とあった。

例えば、EC-CUBEというECサイト専用のCMSwordpressみたいなヤツ)の存在を初めて知ったのだが、かなり広く利用されてるらしくデザイン補正案件で何度か触る機会があった。

WordPressのようにプラグインによって機能を追加することができるのだが、業務用CMSというだけあって、そのプラグインが結構高価なのだ。

もちろん無料で配布されているものも沢山あるが、メルマガ機能プラグインが3万円、在庫自動チェックプラグインが5万円というように、基本的に有料なものが多い。今流行りのレスポンシブデザインテンプレートになると、1つで10万とか20万とかがザラにある。

前に書いたように、クラウドソーシングで個別の案件に振り回されるのは結構疲れる。プラグインデベロッパとして腰を据えてやっていけたらどんなにいいだろうかと考えてしまうが、多分そんなに簡単なことじゃない。

クラウドソーシングを足がかりに

人脈というほどのものでは無いが、割と金払いの良いお得意さんを数人作ることができた。多分いいように使われているだけなのだろうが、お得意さんとはコミュニケーションにかかるコストが格段に小さいので、こちらとしても大いにメリットを授受している。一緒に仕事がしやすいクライアントを作ることは、仕事量を減らせるという意味で確実にレベルアップに繋がるので、これからも大事にしたい。

クラウドワークス で新着案件をチェックしていると、これからどういうサービス、どういう商品に需要が生まれるのか、といったトレンドの原石みたいなものをたまに見つけることができる。そこから何か発想が生まれないか自分に期待しているものの、未だに成果は無い。

とりあえず来月は受注量を1/4ぐらいに減らし、将来性のある生き方について考える時間を作ろう。本や新聞を読む時間ももっと必要だ。

ニートのくせに時間が欲しいとか、我ながら屑だなあと思う。