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ニートワークエンジニア

浪人、留年、休学、中退、ニート、エンジニア。回り道人生を謳歌中

マルチ商法に誘われてるっぽい

彼らと会ったのは先週の夜だった。

その日僕は会社での飲み会終了後、何となく時間を持て余していたので新宿で一人、路上ライブを観ていた。

その時、僕より少し年上な感じの二人組サラリーマンが「このバンドかっこいいっすね」的なことを話しかけてきたんだけど、僕も結構酔っ払っていたのか、昔バンドやってた話とかを微妙に熱く語ってしまい、最終的に連絡先を交換するほどに仲良くなってその日は帰った。

次の朝、早速彼らのうちの一人からメッセージが来ていて「今日の夜空いてる?」とのこと。即OKを返し、その夜ご飯に行くこととなった。

この時点では僕は何の違和感も感じていなかったと思う。「東京では見ず知らずの他人といきなり飲みにいったりするのかあ」とカルチャーショックを楽しんでいただけだった。

ラーメンだけ食って解散

そして夜になり彼の提案でラーメンを食べに行った。ん?1軒目にラーメンはちょっとアブノーマルだなと一瞬思ったけれど、まあたまにはいいかと納得して完食した (ラーメン自体は美味しかったのでまた行きたい)。

ラーメンの会計は別々だった。まあ食券制だと奢るタイミングがちょっと難しいし仕方ない。2軒目に期待した。

と思ったら2軒目は無かった。普通に駅に向かいそこで解散。まさか休日の夜に呼び出されて酒を飲まずに帰ることになるとは思わなかったので、まずそこで最初の違和感を感じた。

別に奢ってもらう為に来たわけじゃないんだけど、学生時代から奢り奢られの文化だけは身についているからか、やっぱり先輩と夜にメシを食べて個別に会計をするのは妙だと感じてしまう。ちなみに彼は僕より5つ年上だ。

ダメ押しのガスト

そんなこんなで2回目のお誘いが来たが、今回は金曜日の夜なので流石に飲むだろうと思っていた(フラグ)。

そして彼と合流して向かった先はなんとファミレス。これが2回目の違和感。

更に何を注文するかと思えば、彼が選んだのはポテトのみ(クーポン利用)。「ガストで酒飲むの初めてだな...」なんて考えていた僕は頭を切り替え、渋々便乗して同じポテトを注文した。

なんだこれ。ファミレスでポテトだけ食って帰るなんて高校生の時ですらやってなかったと思う(せめてドリンクバーを頼む)。

流石に可笑しいと思ったけれど、彼との会話の中で「将来の夢」とか「自由を作る」とか「交流セミナー」といったキーワードが現れ始めたことでピンときてしまった。そして「あ、マルチだ」と思うと逆に面白くなってきた。

その後は期待していないというか期待通りというか、ポテトの会計を割り勘してそのまま解散となった。

会社の先輩の誘いを断ってまで参加したというのに、何が悲しくて僕は金曜の夜にガストでポテトだけ食って帰宅しているんだろうか。

話をしている時は、社会勉強として試しにマルチに釣られてみようとさえ思っていたんだけど、結局今回みたいにやるせなさだけが残る気がしてならないので、やっぱり無駄な労力は使わないでおこうと思う。

ここまで書いておいて、完全に僕の早とちりで、彼が単に酒の飲めないドケチな善人だったらごめんなさい。