ニートワークエンジニア

浪人、留年、休学、中退、ニート、エンジニア。回り道人生を謳歌中

研修が無いのだが大丈夫だろうか

エンジニアと名乗れる人間になって1週間が経った。しかし中身はまだまだニート上がりのアダルトチルドレンのままだ。

主な業務はネットサーフィン

前にも書いたが、僕の会社は正社員が3人しかおらず、またバリバリのエンジニアの先輩は1人しかいない。その先輩も日々の業務に追われていたり、海外に出張に行ったりかなり忙しいらしく、新人は僕一人だと言うのにあまり構ってもらえない。

普通の企業なら、少なくとも数週間はビジネスマナーからコーディング環境の整備まで、とりあえず一通り研修を行うと思うんだけど、うちの会社には「研修」という文化が無い。

かと言って、次から次に仕事を押し付けられて叩き上げ方式で育てられるような、そんな前時代的な雰囲気も無い。

じゃあ何をやっているかと言うと、今は自社で運営するSNSの機能拡張に向けて、テキストマイニングクラスタリングについて調べたり、たまに実験プログラムを書いたりしている。簡単にまとめると、僕は毎日ググってるだけで一日12,000円ももらっている(月給を時給換算)。

とりあえず、こんな業務(?)を一週間体験してみて感じたことは、生きるも死ぬも自分次第だということだ。

自力で成長できないと死ぬ

最近では、何から何まで教えこむような研修は実施せず、入社時からより実務に近い場所で「活きた指導」を研修としている会社も多いと聞く。リアルな問題に直面した時の判断力やら状況分析力のようなものを身につけさせたいのだろう。

しかし僕の会社の場合、そのリアルな問題すら自分で見つけなければならない。更に言えば、自分の成長プランすら自分で作る責任がある。

会社としては、今後社員を増やしたいが教育の人員が全く足りない。そこで僕が成長のプロセスを自分で見出し、それをソリューションとして形にすることで、いずれ後輩を育成する際に役立てさせようという考えだろうか。

まあともかく、教えられて勝手に育つなんて甘い考えのままでは生きていけまい。

どうなりたいの?

社長曰く、「10年後には給料を貰う側から払う側になるつもりで頑張れ」と。これは別に、野心を剥きだして成金になれということではない(と思う)。これからの時代、いつ一人になっても生きていけるサバイバル能力が求められるってことだ(と思う)。

そういや入社4日目で、いきなり「将来どうなりたいの?」と聞かれて慌てふためいてしまった。また1ヶ月後に同じ質問をされるようなので今のうちから回答を考えておかなくては。下手にカッコつけても、僕の場合直ぐにボロが出るので正直にいこうと思う。

「作りたいものをいつでも作ることができる技術力、そして、何かを作りたいという衝動を常に持ち続けられる創造力」 これじゃ曖昧すぎて話にならないかもしれないが、まあひとまずこんな感じの方針にしよう。