ニートワークエンジニア

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【再考察】貧乏人のためのMVNO

相変わらずDTI SIMの3日366MB制限に悩まされ続けている。

先日、乗り換え先を本格的に考えようと思い、MVNOの比較記事を書いたのだが、更に調査を進めるとこれまで絶賛していたDMMの最安プランにもDTIと同様の3日366MB規制があることがわかった。

速度の切り替えは2段階では無く3段階

MVNO業者の公式ページや多くの解説サイトで、

月○GBまでは高速通信、超過すると低速に規制

という記述をよく見かけるので、てっきり速度は2段階なのかと勘違いしていた。実際はDTIのように3日366規制をひそかに実施している業者が結構あるようだ。

例えば、前回絶賛してしまったDMMの月額660円プランは

データ通信量が1GB以内なら最大150Mbps(実効速度は数Mbps)、それを超えると200kbpsで使い放題

というのが表向きのスペックである。高速通信可能なデータ上限の1GBを使いきったとしても、低速時で200kbps出るならブラウジングも出来そうだと思っていたが、実際は3日間のデータ通信量が366MBを超過すると、翌日は10kbps程度まで速度制限される。

つまり「数Mbps→200kbps→10kbps」という3段階速度切り替え、ということになる。また、DMMだけでなく同じバックボーン(iij系)を利用しているBIC SIMも同様に「366MB超過10kbps」規制があるようだ。昨日ビックカメラの店員に直接聞いたので確実だと思う(言いづらそうにしていた…)。

10kbpsといえば、メールや2ちゃんねるすらままならないほどの低速である。僕のSIM選びは振り出しに戻ってしまった感がある。業者によって規制時の実効速度が公表されていないことも多く、単純な比較は極めて難しいことを改めて認識した。

使い放題を語りながら、ほとんどの業者に上記の3日制限が存在している。これって自分のデータ通信量を正しく認知できない消費者が確実に弱者となる仕組みなのでは…。詐欺なんじゃないかと僕は思ってしまうのだが、ベストエフォートと言えば何でも無実になるのだろうか…

唯一の低速無制限プラン:ワイゲ480円

中には3日規制が無く、本当の意味で無制限のプランもある。

前回も紹介したワイヤレスゲートの480円プランだ。最大250kbps、実質は100kbps程度まで速度が落ちることもしばしばあるというボロスペックではあるが、業界最安値であることと、マクドや駅構内などで利用可能な公衆無線LANがオプションで付いてくるということでコスパは高い。

 

MVNOのプランはたくさんあるが、自分の要求にぴったり当てはまるプランはなかなか無い。LTEじゃなくて3Gで十分だし、速度は500kbps程度でいいから無制限で1000円ぐらいのプランがあればいいのに。