ニートワークエンジニア

浪人、留年、休学、中退、ニート、エンジニア。回り道人生を謳歌中

人生の十字路でその都度迷ってしまう

地元大阪から東京に出てきて1年が経った。大阪にいる頃は自宅と図書館を往復するだけの生活を送っていた自分が、今やこの大都会のど真ん中でサラリーマンをしているという事実に対して、少し前までは滑稽で面白いと感じていたのだけれど、どうやら最近ではこの生活に慣れてしまったようで、残念ながら当時を思い出すこと自体も少なくなっている。

ところで、これまで20数年生きてきて、年を経る毎に十字路 (選択のタイミング) が増え続けてきたように思う。選択の重さについてはよくわからないが、とにかく選択を迫られることが多くなっている 。僕は「何かを選ぶこと」が非常に苦手なタイプなのでこの状況が結構辛かったりする。

なぜ十字路が多いかは簡単な話で、常に「行き当りばったり」だからなのと、先を見通せなくなっているからだろう。この先どうなるか普通に考えられる人であれば迷わず直進するような道なのに、僕の場合いちいち躊躇してしまう。「選択」が苦手というか、これを選んだらこうなるという想像力と論理がかなり弱いんだと思う。深く考えることが難しい。

東京に来た主な理由である「仕事を見つける」ことは当にクリアしてまっているのにも関わらず、次に何をやるかが全く決まっていない。こうなるのは当たり前だけれど、1年前の僕は「仕事さえ決まれば何か起きるはず」というお花畑状態だった。大学受験の頃と何も変わっていない。

誰だって流されて生きているんだろうと勝手に思い込んでいたけど、周囲を見ていると全然そんな気がしない。みんな何故そんなにも意志が溢れているんだろうか。不思議でならない。