ニートワークエンジニア

浪人、留年、休学、中退、ニート、エンジニア。回り道人生を謳歌中

起業家の資質が無い

前回、主に僕の能力の低さのせいで、共同創業者とうまくいってないということを書いた。その続きを書く。 neetwork.hatenablog.jp 今週、投資会社の紹介で、某有名Webサービスの取締役をやっていた方(以下、メンターと呼ぶ)と面談してきた。いわゆる連続起…

感想レベルの洞察力

以前書いた起業の件、かなりまずい感じだ。 僕もある程度まとまったお金を出して相方と会社を設立したはいいが、当初考えていた事業アイデアは投資家や顧客に全く響かなかった。結果、去年末までそれなりに頑張って用意したプロトタイプも公開されることなく…

全部捨てたら当事者意識ってやつがちょっと見えた

会社の研修とかでよく使われる「当事者意識」とか「ジブンゴト」とかの話。 もう7年も前にこんなことを書いた。 neetwork.hatenablog.jp 当時は当時なりに考えて答えを出してみたけど、最近ちょっとアップデートできた気がしたので書いてみる。 まさかの起業…

チームの成長と崩壊を同時に見た

正社員という身分を捨ててそろそろ1年になる。 国民健康保険や税金の納付、確定申告など、いい歳してこれまで知らなかった社会の常識に振り回されながらも、意外とテキトーに生きていけるような感触を得た1年だった。 職務経歴書は定期的に更新しているもの…

辞めた会社がその後2ヶ月で上場した

今年の7月、5年勤めた会社を退職した。厳密には有給が溜まっていたので完全に離職したのは9月上旬になる。 それから2ヶ月、在職中は僕も含めて社員一同(?)で目指していた新興市場への上場がついに決まったらしい。嬉しい反面、少し複雑な気持ちも残るので…

一人と一匹

この半年間はリモートワークを隠れ蓑にした社内ニートとして存分に無駄な時間を過ごしていた。仕事をしないからといって他に熱中していることがあるわけでもなく、本を読んだりYouTubeをダラダラ観たり、そして本当にやることが無くなるとベッドで仰向けにな…

僕のコードは価値が無い

今の仕事に就いてからあと1ヶ月で4年になる。本当に早い。つまりはちょうど4年前は転職活動中だったということになる。 あの頃は現状から抜け出したいという思いが大きな原動力になっていた。自分以外に頼れる人もおらず、専門性を磨き続けなければいけないI…

今年は他人の生き方に興味をもつ

職場で一番親しい友人が会社を去るらしい。 会社の将来はともかく、彼のポジションと仕事内容ではこのまま続けていても未来が開けないのは彼自身よくわかっていて、これまで何度となく、いつどこへ逃げ出すか二人で話してきた。辞めること自体は賛成だけれど…

サイドビジネスで退屈をしのぐ

最近、会社以外の仕事をいくつか始めた。仕事と言っても報酬が発生しているのは1つだけで、他は事業化を目指しているものの芽が出るかどうかもわからないフェーズだから部活動のような感じだ。僕としては新しい試みであったわけだけど、いまのところは踏み出…

サブカルバツイチ前夜

また性懲りもなくマッチングアプリを再開してしまった。別れたばかりとは言え、ちゃんとフリーだから今回は無罪。 前回は己に対する卑屈さが邪魔をして、自分から人を選べなかったのが敗因だったと思う。かつてのmixi (やったことない) のようにひたすら足跡…

醜い感情

ちょうどひと月前に引っ越しをした。 無駄に広い家の家賃を払い続けるのがもったいなかったというのが表面的な理由だけど、より本質的には、そこでの生活のきっかけとなった「過去」に対し、物理的にも精神的にも決別したかったからだ。 「過去」については…

関心と自己肯定感

例えば流行りの音楽に興味をもてず、結局学生の頃から聴いている曲をリピートしていたり、知らない飲食店に入っても特別美味いと感じることもなければ、より美味しいものを食べたいというモチベーションも沸かない。明らかに新しいものに対する感性が鈍くな…

チープな出会いと別れ

去年の12月に某マッチングアプリで知り合った人と、昨日お別れした。 タイミング的には「コロナ別れ」だけど実際そうかもしれない。会う頻度が減ったのは確実にコロナの影響だけど、それでもなんとも思わなくなっていた僕の甲斐性の無さが原因なので、まあ結…

何も無い休日

外出制限でバンド活動はできなくなってしまったけど、元々引きこもりがちだしやることも無いしで、以前と特に変わらない休日を過ごしている。 引っ越しをしようと思い物件検索サイトを自分で作ったりしていたが、自分が使うだけなら十分なものがすぐできてし…

本当のクズにはなれない

風の噂で元カノに新しい彼氏ができたという話を聞き、僕はなんでもないような顔を装うのが精一杯で、内心かなりダメージを受けていた。あんな別れ方をしておいてもう新しい男か。女の恋は上書き保存とはよく聞くけど、なるほどこういうことかと納得した。 ま…

ちやほやされて満足してたらそのうち死ぬ

たまには仕事についてちゃんと考えてみる。 水産関係の少し珍しいベンチャー企業に転職してから2年半になる。入社した頃と比べるとそれなりにエンジニアとしてスキルは身についたし、この会社に入って本当に良かったと思っている。 一方で、ここ数ヶ月はずっ…

マッチングアプリの没個性

先月はプライベートでちょっとした大事件があり、メンタル的には今だに全然回復できていないわけだけど、このままベッドで安静にしていても変われそうにない。なので荒療治だとは思いつつ、半ばやけくそでマッチングアプリなるものに初めて手を出してみた。 …

血の気が多いヤツなら刺してますよ

前回 の続きを書く。先に僕自身の感想を端的に書くと、彼女は思っていた以上に感覚がぶっ壊れていて、ある意味可愛そうな存在で、そんな彼女の体を弄び、更に壊した僕の上司はどうしようもないクズだった。ただそれだけである。 前回ブログを書いてから3週間…

彼女の何度目かの嘘とエンディング

ちゃんと書くのは実に8ヶ月ぶりだ。その間、30歳という大台に乗ったり、転職こそしていないものの、尊敬していた先輩が辞めていったりイマイチ仕事のやる気が出ず悶々としたり(というのは現在進行中でもあるが)、趣味のバンドも調子が乗らなかったり、まあ…

新生活

来週から家族以外の人間と一緒に暮らすことになる。数年前にレタス農家で2ヶ月間だけ、同世代の男とタコ部屋で生活していたのを除くと人生で初めての経験だ。新しい生活が始まってから書いても良かったんだけれど、始まる前の不安や高揚感をここに残して置き…

勝手に進む人生

気付けば半年も書いてなかった。特段仕事が忙しかったわけではないし、生活環境が変わったわけでもない。それでもなんとなく気分が落ち着かず、気持ちを言葉にすることができずにいた。理由ははっきりしていて、端的に言うと僕は年甲斐もなく恋愛とかいうや…

禁煙

最近、図書館で煙草に関するエッセイ集を借りた。ひたすら煙草を称賛する言葉で始まったかと思うと、逆に喫煙者に対する非理解を主張するものもあったりして読み物としてなかなか楽しめた。その中で禁煙に対する考察がいくつかあり、著者が誰だったかは忘れ…

彼の罪

彼は達観しているとか虚無主義だとか、そういう言葉で他人から形容されることが多い。何故そんな人格をもつに至ったのか問われると、「何故でしょうねえ」と毎回適当に受け流すが、実は彼の人生の中で大きな転換点があったことを「私」は知っている。 彼は罪…

2018年春 その2

毎日会社に通うことで、常にそこにある漠然とした退屈をなんとか紛らわしている。 基本的に9時に出社するが、気分が乗らない時は1時間遅らせることもある。本当にダメな朝は社内Slackで「本日お休み頂きます」と呟けばそれで有給取得となる。部署によっては…

2018年春 その1

穏やかな春を過ごしている。 早朝、鳥が鳴き出す頃にベッドから抜け出し、電気ケトルの湯が沸くまでベランダで一服。業務スーパーで売っていた大して美味くも無いインスタントコーヒーを飲みながら、図書館で借りている数冊の本から適当なものを選んで読み進…

煙草吸うようになった

僕はそろそろ30になるというのに最近まで一度も煙草を吸ったことが無く、特に嫌煙という訳ではなかったものの、大学生になって周りが一斉に吸い出す流れに乗るのが恥ずかしくて(今となってはその妙なプライドの方がよっぽど恥ずかしいが)、なんとなく非喫…

合コンで雰囲気悪くしてきた

久々に合コンに行ったらやっぱりダメだった。自分一人が恥を掻くとかならまだしも、会全体をダメにするような振る舞いをしてしまって久々に後悔。その代わりと言ってはなんだけどダメな理由が明確にわかった気がする。 他人に興味をもてず、楽しんでるふりも…

深夜に散歩しながらホームレスの数を数えてきた

先週、都内の某公園を歩き回って、屋外で一夜を過ごすホームレスの人数やその様子を調査するイベントに行ってきた。 深夜1時頃に集合し、軽く自己紹介などをしてから3〜4人からなるグループに分かれてそれぞれ調査を開始した。 ある程度の寒さは覚悟して…

ストレスが必要

人よりもイライラすることが極端に少ないという自覚がある。それはストレス耐性があるというか我慢強いというか、そういうポジティブな性質なんだと納得していたけれど、最近はなんかちょっと違う気がしている。 僕に耐性がある理由がわからないし、実際これ…

コミッタになりたいらしい

先日「目標設定シート」なるものを会社で作成した。自分自身の中期・短期目標を設定し、それに対してどのように取り組んでいくか、ということを言語化して記録するものであるようだ。 ここでも散々書いてきたが、僕はこういったことを決めるのが苦手だ。とい…